縮毛矯正のあと、ヘアカラーで明るめにしようとしても発色しにくいのはなぜでしょう?
 
従来、言われていたことは
 
縮毛矯正の成分がコーティングされて、髪が守られるから・・・という答え。
 
Mrハビットのような、樹脂系の縮毛矯正ならありえることだと思います。
また、vivaceでも既存の縮毛矯正部分には液体のタンパク質でコートしてから、アイロンの熱を加えるので、キューティクルの表面が熱硬化したタンパク質でコーティングされているので、ヘアカラーの酸化作用が進みにくいということがあります。(これは髪を守っているということですが)
 
でも・・・・縮毛矯正して半年も経っている方でもカラーが出にくいことがあるのです。
最近、これはなんでだろ?・・と思ってきました。
 
確かに、縮毛矯正直後では、上記のようにヘアケア成分が髪を守っているためというのが正しいと思います。
 
でも長い月日が経っていても色が出にくい場合は、(これはあくまでもvivace的な考えですが)、髪の中のメラニン色素が毛皮質(髪毛の中身)の成分と共に、熱酸化(熱硬化)するためのような気がしてきました。
メラニンも、毛根のメラノサイトという色素工場で作られる物質なので、もちろんタンパク質です。
タンパク質は、熱で変質するので、メラニンも縮毛矯正のアイロンの熱で「ギュッ!」となってしまって、酸化脱色させようとしても色素が頑丈になってしまうのではないかと・・・・。

もちろん、2〜3トーン明るめにカラー剤を調合して、体温の影響を受けない部分から先に染めて行き発色スピードをコントロールすれば、極端なハイトーンでなければムラなくできますのでご安心ください。
 
こういう、あんまり商品開発につながらない「ちょっとの毛髪研究」は、大学でもメーカーでも、しないと思うので正解はわかりませんが、ふと思ったのでブログに書いてみました。
 
「日本毛髪美容学会」っていうのが以前あって、学会の会報を送ってもらっていたのですが、毎回こういう細かい髪の毛の不思議をかなり真面目に研究発表なされていました。
今も学会あるのかな〜?
その会報、けっこう勉強になってました。