2005年09月15日
■パーマがかかりにくい髪■
よく「パーマがかかりにくいんです〜」っという方がいます。
パーマがかかりにくい髪は、
1、髪が頑丈でかかりにくい。
2、髪が傷みすぎてかかりにくい。(アイロンで日常ブローしていて髪が熱変性している方も含みます)
3、髪にもともとし芯棒が少なくてかかりにくい。
・・・などがあげられます。
髪の芯・・・?
美容学校の授業では「ハシゴ」や「鎖(くさり)」で例えられます。
髪の毛一本は細いので、電子顕微鏡でないと、表面はよく見えません。
髪の毛のちょん切った断面写真でも、その内部となると電子顕微鏡ですら、よくわかりません。
パーマのかかる仕組みとしては、髪のその内部にハシゴ(側鎖という)があって、パーマの1剤がつくと、ハシゴの横のつながり(シスチン結合という)が切れて(還元)、その切れているときにロッドやアイロンで形状を保って、2剤(酸化)で固定します。
(アイロンやデジタルパーマロッドの熱でも多少酸化固定します)。
でも、このハシゴが少なかったり、なくなっちゃってたりすると、パーマはかかりにくくなります。
ヘアカラーやパーマ、ストレートパーマ、縮毛矯正などで髪にたくさんの負担をかけると、だんだんそのハシゴがなくなっていきます。
●髪の毛を、カッパ巻きに例えてみましょう。
海苔=キューティクル。ご飯=毛皮質。きゅうり=毛髄質。
簡単にいうとこんな感じです。
海苔がデコボコザラザラしてて、シャリ(ご飯)の硬さや酢の混じりが不均一なカッパ巻き=クセっ毛。(変な例え?)
って感じで、髪の毛は構成されています。
実際にはそんな単純ではなく、種類の違うタンパク質が層になっています。
髪の毛は、ケラチンという爪などに多く含まれている硬いたんぱく質で大部分出来ています。
そのケラチンたんぱく質が、パーマに関係するハシゴ(髪の毛の横方向のつながり=側鎖)を作っていて、傷んだりすると髪の中から出てしまい、パサパサになったり、パーマがかかりにくくなったりします。
また、割合的には少数ですが、見た目は普通なのに、その側鎖がもともと少ない人もいます。(傷んでいなくても、薬をどんなに浸透させてもパーマがかかりにくい方)。
■「傷んでパサパサぁ〜」は目で見えるし、触ってわかりますが、実は、その後のパーマの仕上がりにも影響するんですね。
髪は再生しませんので、たとえば「右だけハネちゃうので、アイロン毎日してま〜す」っていう方は、右だけ、パーマがかからず、パーマの仕上がりは右だけ「パサ〜」「デレ〜」ってなっちゃったりします。
■意外と、この「髪の中身」ってパーマで重要なのですね。

