●デジタルパーマがかからない髪
昨日ホームページを見て、遠くから初めてご来店いただいたお客様で、「デジタルパーマがかからない」という方がいらっしゃいました。
髪の状況は、(1回目〜4回目は、パイモア以外のデジタルパーマですが、薬液、機械、よりも、作業工程の原因ですので、ここでは伏せさせていただきました)
○細い髪、コシが少ないです。
○クセはあまりないようです。
○日ごろから、コテでカールヘアーにしているそうです。
○ヘアカラーも定期的にしているそうです。
○1回目のデジタルパーマ(A店)・・・・比較的きれいにかかり気に入ったそうです。
○2回目のデジタルパーマ(A店)・・・・1回目よりは、質感は落ちましたが、なんとかかかったそうです。
○3回目のデジタルパーマ(B店)・・・・全くかからず、ストレートになってしまったそうです。
○4回目のデジタルパーマ(B店)・・・・その後すぐ、もう一度デジタルパーマ。それでも、矯正をしたようなストレートのまま。
●ご説明さしあげたのは、
○以前にもやはり同じような状態のお客さまがいらして、デジタルパーマは断念して、酸性システアミンパーマではきれいに(通常のコールドパーマにおいての「きれいに」というニュアンス)かかったことをお伝えしました。
○デジタルパーマの再施術は、3回目、4回目と同様の結果が予想されること。
○縮毛矯正している方に使う弱い調合で、もしかかったとしても、カールの螺旋(らせん)が小さく、細長いカールになること。
○3回目4回目ですでに、過剰な薬液作用になっていますので、髪が強い縮毛矯正をしているような状態であること。
○日常のアイロンで、すでに髪がタンパク変性をおこして、パーマがかかりにくい状態になっていること。
○普段アイロンのカールでヘアスタイルを保っているので、仮にかかったとしても上記のようにカールの螺旋が細長くなるため、またアイロンを日常したくなってしまいそう・・・ということ。
○酸性システアミンパーマでしたら、かかる確率は上がるのですが、デジタルパーマの前には、パーマはほとんどかけていなかったそうなので、通常のコールドパーマのカールでは、ご希望のカールと多少異なるということ。
○髪全体が、縮毛矯正(髪のコシがなくなるくらいの過剰薬液作用の縮毛矯正)しているような状態ですので、全部戻るには髪が30センチくらいなので、2〜3年は、かかってしまうということ。
●お客様には下記の中から選んでいただきました。
1、デジタルパーマも、酸性システアミンパーマも、見送る。
2、酸性システアミンパーマでかけてみる。
3、かからないかもしれませんが、VIVACEで最良と思われる、デジタルパーマの弱い薬液調合でかけてみる。
※ご相談の結果、今回は何もしないで見送ることになりました。
★2回目以降の最適な方法は・・・
○新しく伸びてきた部分や、薬液浸透が浅くカールが弱いところにのみ、時間差(浸透しづらい箇所が先)で薬液を作用させる。
○既存のパーマ部分がしっかりかかっていれば、液体のタンパク質トリートメントなどで保護し、パーマ液は付けず、毛先は保護する。
○カラーの時は、根元用の脱色作用のある薬は、既染部には塗布せず、弱アルカリの薬+低濃度の過酸化水素の2剤で色素のみ入れて傷めない様にする。
などがあげられます。
○遠くから来ていただいたので、申し訳ない気持ちもありましたが、現状の状態とデジタルパーマの仕組みなどをお話できたので、そのお客さまは笑顔でお帰りになりました。
無理に施術して、悪い結果になるようでしたら、このように施術を見送ることもあります。
でも、色々お話できて納得いただけてよかったです。
○今後は、デジタルパーマは、もっとポピュラーなものになってきますが、縮毛矯正と同様、施術ミスで何年もパーマを休まないといけない状態にもなってしまいます。
同時に美容師も、正確な施術が必要ですので、このブログを読んでくださっている、美容師さんもぜひ気をつけてみてくださいね。

こんにちは!!