「切れ毛」と、「新しく生えてきた毛」、の見わけ方
「切れ毛」と、「新しく生えてきた毛」、の見わけ方
■切れ毛・・・毛先が「パツッ」っと切れています。
■生えてきた毛・・・毛先が綿毛のように先細です。
よく「最近切れ毛が多くて・・・」っとおっしゃるかたがいます。
切れ毛の例は・・・毛先が傷んで枝毛寸前になって切れる場合、元々髪質が弱くちょっと引っ張っただけで切れてしまう場合(ごくまれです)と、パーマや縮毛矯正の強い薬が根元から付いたり、ゴムの跡で折れて切れてしまう場合、などです。
トップに切れ毛らしき短い毛があるときは、よ〜く毛先を見てみます。
髪自体が細めで先が綿毛のように細い毛は、新しく生えてきた毛です。
髪が生まれてから自然に抜け落ちるまでは、男性は3〜5年、女性は5〜7年くらいです。
生えはじめて(成長期)30〜70cm伸びて、退化期〜休止期(伸びるのが止まる)に入って、脱毛期(自然に抜ける)になります。
脱毛期には、毛根に新しい毛が生まれ始めていて、脱毛後2〜3ヶ月で次の毛が生えます。
髪は、頭全体で約10万本あって、頭の中の色々な場所でサイクルがずれているので、実際には新生毛はどこにあるか見えず、気がつかないうちに新しい毛が伸びてなじんでいます。
子供〜20代くらいまでは、このようなヘアサイクルなのですが、30代以降このヘアサイクルがだんだんと短くなってきます。
ヘアサイクルが短くなると、成長期の「途中」で、退化期〜休止期〜脱毛期〜新生期となってしまうので、髪全体の中に短い髪が増えてきます。
また、ストレスや、体調の変化、無理なダイエット、自律神経のバランスが崩れる、など別の原因で、短期間の間にヘアサイクルが短くなり、そのため短い毛が増えたように感じて、「切れ毛?」っと思ってしまうこともあります。
女性の場合、出産後に一斉に脱毛〜新生毛が増えることがありますが(出産後6ヶ月くらいの時に2〜3cmくらいの毛がたくさん生えてくる状態)、これは頭髪が女性ホルモンが多く影響しているためです。
妊娠中は女性ホルモンの分泌が活発になり、本来休止期に入る毛の寿命が長くなります。
出産後ホルモンバランスが元通りになると、一斉に休止期に入り、1〜3ヶ月後には不安になるくらい抜け毛が増えて、その後一気に生えはじめます。
チョンチョン、ひよこのように立って生えている短い毛は一気に生えた新しい毛です。
ヘアサイクルの乱れには、色々な原因がありますが、頭皮のマッサージをしたり、摂取する栄養バランスを整えたり、ストレスを緩和する努力をしたり、「なんでだろ?なんでだろ?」っと思っているより原因がわかっていたほうがすっきりするような気がします。
一見「切れ毛?」っと思ったら、よ〜く毛先を見て、毛先が綿毛のように細くなっていて本数が多ければ、上記のように最近の生活を振り返ってみたり、ほんの少しの短い毛は「新しく生まれてきた毛だ!」っと愛しく思ってみたり(笑)、してみるのもいいかもしれませんね。

