2008年02月16日
市販のヘアカラーは、なぜ傷むの?
市販のヘアカラーで染めている方は、大概、髪が弱く、毛先がパサパサしてしまっています。
なぜでしょう?
それは、「市販のヘアカラー」=「誰でもムラなく染められる」
ように作られているからです。
??んん?
意味わかりませんね・・・笑。
もう少し詳しく。
「誰でもムラなく染められる」ということは、部分部分で多少の塗りムラがあったり、塗る時間がかかっても、平均した色が出るように、なっているということです。
言いかえると、たくさん脱色して、たくさん色素も入っている、ということです。
たとえば
美容室の8の明度のヘアカラーは、「9まで明るくして1の濃さの色素で明度を8にしている」=「8の明るさ」
だとすると、
市販のヘアカラーは、「12まで明るくして4の濃さの色素で明度を8にしている」
というイメージです。
その4の濃さのカラーが取れた時には、内側に隠れた12の明るい色が出てしまうのです。
これが、褪色(時間が経つと毛先が色が抜けたようになる)の早い原因です。
ベースの髪の色を明るくするということは、
「脱色(ブリーチ)力が強いこと」=アルカリが強い、ことです。
※アルカリが強いと、2剤の過酸化水素水が活性化されて脱色力が高まります。
アルカリは、よくここのブログでかいてあるように、髪をふやかして、乾いたときにパサつかせる原因となります。
でも、よくCMで、「輝くような艶・・・」とか言ってますね。
それは、その強い薬のトリートメントをたくさん入れているだけなんですよね・・・。
トリートメントで質感を良くするという手も確かにあるのですが、傷めないようにすることのが重要です。
(CMや雑誌で、こういったことを取り上げないのは、化粧品会社の広告は、TVや雑誌の大切なスポンサーだからでしょう。イメージ先行で、偽りの宣伝広告ってけっこうよくあります。)
美容室でのトーンダウンのカラーでも、アルカリのカラー剤でトーンダウンするのと、中性〜酸性のノンアルカリのカラーでトーンダウンするのでは、傷みの進みは5倍以上違うと思います。
カラーのアルカリも、縮毛矯正やパーマでのアルカリ同様に髪に影響しますので、ちょっと気をつけてみてくださいネ。

